上田一輝|Ikki Ueda

「東南アジア」「海外旅行」「マーケケティング」を中心に発信。ベトナム・ハノイのマーケター/留学・海外大学進学のコンサルティング/旅人

アフターコロナとビジネス英語の需給について考えてみた

今回は今だから重要になってきている「アフターコロナとビジネス英語」というテーマについて私が考えていることをシェアします。こちらは単なる英語学習を超えて、アフターコロナにおいてよりビジネス的観点でスピーキングとリスニングを中心とした英語の必要性がこれから高まってくるという内容になります。

現に英語学習のコンサルティングに特化したいくつかの企業では、現在ビジネス英語を受講者したい人が増えていて数ヶ月待ちの状態が続いているというお話も聞きました。

また今月上旬から海外から日本への渡航も緩和しましたのでこのトレンドは加速しやすいように見えます。そういったビジネス英語の需要の拡大の背景についてどういったこと要因が絡んでいるのかを深掘りして見ました。

 

要因1 リモートワークやオンライン会議のデフォルト化

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前提として多くの方はコロナウイルスの影響で少なからず、リモートワークやオンライン会議をする回数が増えたのではないでしょうか? 

現在私はシンガポールのIT企業に勤めていまして、そこでもコロナ当初からほとんどの業務はリモートワークを推奨していました。また最近になって直に会って会議をする機会は増えてきていますが、やはりデフォルトとしてオンライン会議は定着しつつあります。

また現に海外の大手IT企業を始めとしてフルリモート(すべての業務をお家で行うこと)またはリモートワークとオフィスのミックスで求人をしている企業が増加してきています。それなので英語を軸の言語として、世界的に働く場所や国の自由が効くので生き方も多様化していると言えます。逆に英語ができてその仕事の専門性があれば、海外の企業で働くチャンスは増えると思います。

つまり日本だけでなく世界的にオンラインで海外の人とやりとりをすることがよりデフォルトになる時代が来ているので、ビジネス英語がより必要になっていきます。


要因2 英語スピーキングとリスニングの必要性の拡大

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まず前提として直接海外の方と会って英語で話すことで得られることもあるので、そういった機会は継続するのは間違いないです。

ただ先ほどの要因と関係しているのですが、デフォルトとしてオンライン会議は定着しつつあります。私の周りの方でもよくZoomなどで海外の人と会議をしても英語ということもあって直に話すより聞き取りにくかったり、話したいことを伝えるのが難しいことはよくありました。そのためこれからより英語のスピーキングとリスニングが必要に迫られると推測しています。

↓ 今回のポイントを簡単にまとめると下記のようになります
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コロナウイルス以前
→1  英語力は英語のリーディングを中心とした試験をパスすることで証明できることが多かった
 2 オンラインよりは直に会って話す機会が多かったので、英語力は必要であったけれど身振り手振りでカバーできた部分はあった

アフターコロナ
→ 1 海外とのオンラインのやりとりが増える前提であれば、どちらかというとスピーキング力とリスニング力が重要になっていく
 2 自然と実践的なビジネスのプレゼン力を高めないといけないシチュエーションも増えてくる
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それなので英語学習を提供している企業のサービスでより実践的なスピーキング力アップにつながるようなところに需要があるかと思います。そのためこれからは「英語ができる=英語を聞けて話せる」に近づいていくでしょう。

まとめ

今回のまとめとしてビジネス英語はコロナウイルス前においても常に需要がありました。ただしコロナウイルスリモートワークの機会が増えたことによって、個人的にはビジネス英語の需要は残しつつも形が変わっている点が面白いと思います。

 

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