上田一輝|Ikki Ueda

「東南アジア」「海外旅行」「マーケケティング」を中心に発信。ベトナム・ハノイのマーケター/留学・海外大学進学のコンサルティング/旅人

正しさと楽しさの違いの考察

先日シンガポールの日本人コミュニティでの集いがありまして、そのコミュニティの会長を務めている女性の方との会話でなるほどと思ったことがありました。

前提としてその方に個人的に今後どのようなキャリアや生き方をするかなどの相談をしていたときに、教わったことでそれは「正しさと楽しさ」の違いについてです。

正しさ:社会的や世間から見たときに正しいとなるべき選択をすること

楽しさ:世間体を気にせず本当に自分がやりたいという願望に基づいているもので、それを実現するのが難しいなどはあまり考慮しない

 

これだけだと少しわかりにくいので、、
まず「正しさ」の具体例をあげると、大学を卒業するときに世間の多くの人は就職をするという選択することです。

つまり卒業後にどこかに就職することは世間体から見たら正しいことです。この正しいとは多くの方があたりまえと思っていて、言い換えれば無難な選択肢で大きなリスクを伴わないものです。

一方で「楽しさ」は起業など失敗やリスクが伴う投資などをすることが例でして、それとは多くの人の見方と相反していても自分がやってみたいという願望に基づいている行動を示します。

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何が正しいかと楽しいと感じるかは各々異なる
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例えばこれまで私の場合は「オーストラリアの海外留学と海外大学進学、シンガポール海外就職」にトライするときに、いずれも周りの数人からはリスクがあるからやめておいた方が良いと言われました、、 もしそこで躊躇していたら上記のいずれも経験せずに、今を迎えていたでしょう。

なので自分なりにどこかでやっていけそうという期待値があるのなら、個人的には一度トライしてみることがおすすめです!

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話を戻すと冒頭の女性の方との会話でハッとなったことは、(自分なりの解釈で)実際に多くの方が人生で「正しい」ことを選択していて、周りの目やリスクを気にして自分の持っている願望をもとに選択しているか?、ということです。

こちらは私自身あまり考えもせずにこれまでの選択で大学を卒業して何となくそのまま就職をすればよい、という考えがありました。なので20代中頃まで本気でそれ以外の選択肢を探してこなかったというのも良い例です。

ただし本気で就職をしてやりたいことがある場合は別として、ここでは就職を通してやりたいこと(学びたいこと、お金を貯めるなど)がないのに周りに流されて就職する場合を示しています。

こういったことは就職に限らず自分はこういうことをしてみたいけれど、両親や友人などに「それはリスクがあるから辞めた方がいい」といわれてそれにただ従ったなどです。

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自分の願望に基づいて人生の選択をしないと幸福度が下がる
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もう一つ重要なことは自分の願望に基づいてある程度人生の選択をしないと幸福度が下がることです。言い換えると自分の人生は誰かが何とかしてくれるという他力本願のマインドが強い場合は幸福度が下がってしまう可能性があることです。

前提として「楽しさ」が本質的にワクワクする感情と紐づいているので、人生でただ「正しさ」ばかりを追い求めてもそこには幸せがあるのか?、ということです。


これって皆さんに共通することで大人になればなるほど常に社会的に正しいと思われる選択肢ばかりしていて、自分のしたいことから目を背けすぎている方はけっこういらっしゃるからです。

別に楽しさとは仕事とかお金を稼ぐとか関係せずに、どんどん好きなこと(海外旅行や興味のあるイベントに参加するなど)もその一種です。それなので どこか行き詰まりを感じてきたら、「正しさ」ばかりをしていないかと自分に問い掛けてみることも大切です。

私の別の知人では少しでもやりたいなとふと思ったことがあればスマートフォンなどにその場でメモをしてると言っていました。またどんなにくだらないことでもまずやってみるようにしている姿勢を重視しているそうです。

こちらは脳から無意識でもこれをしてみたいと思ったサインがあったら、それに従って突き進むことが上手くいく秘訣だそうです。

もちろん常に自分がやりたいことばかりに振り回されると短絡的になってしまうでそのニュアンスは予めご了承ください。

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それなのでポイントとして「正しさと楽しさ」のバランスを組み合わせていかないと人生のどこかでやりたいことが分からなくなる可能性があるということです。これって気がつくのが遅ければ遅いほど痛みがあって、逆に若い人であれば早く気がつくほど得なことです。


また「楽しさ」ってだいたいチャレンジングな場合が多いので、周りの人がネガティブなコメントをしがちになることが多いのも想像がつきます。

それなのでやりたいことの難易度が高めの場合は、それについて(ある分野の起業など)すでにやっている方を中心として聞いて回ることで、具体的なアドバイスも得られるのではないでしょうか。

まとめ

今回は「正しさと楽しさ」の違いについて触れてみました。こちらは私にとってもコロナ禍で合理的な選択を社会を進めているのもあって、日々あまり「楽しさ」というものを忘れかけている時期がありました。

それなので皆さんも日常が退屈や仕事がマンネリ化してきたと感じたら、一度「楽しさ」を重視してものごとを見つめ直すと良いでしょう!

また実際に読んでいただきこういった視点があった方が良いなどの改善点または私宛の案件(英語学習や留学関連など)あれば、どしどし個別にコメントいただけますと嬉しいです!

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