上田一輝|Ikki Ueda

「東南アジア」「海外旅行」「マーケケティング」を中心に発信。ベトナム・ハノイのマーケター/留学・海外大学進学のコンサルティング/旅人

一次元情報を集めることの重要性

これから表面的な情報の価値はどんどん薄れていき、より実体験に基づく一次元情報や自分だけのオリジナルストーリーにより価値があがるでしょう。

直近ではAIが急速に発展していて、もはや誰もがかっこいい画像(クリエイティブ)やアーティスティックなものも作成できるようになってきています。

これまでは一部のデザイナーにしか描けないクオリティのデジタル画像がこれから益々一般層にも簡単に作成できることを示します。つまり質の高いクリエティブとかも自分で誰もが作れるようになっていくので、その周辺では差がつきにくくなります。

本題としてこういった高品質の画像のみならず、より身近なところでも海外の旅行先や経済ニュースなど情報全般でも誰もがよりスピーディーに手に入る時代になっています。

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なのでより個人レベルでも(ビジネスより)一次元情報や(プライベートより)自分だけのオリジナルストーリーを持っておくことが重要性は高まるでしょう。

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 今だからこそ1次元情報を持つ重要味がででくる
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1次元情報とは本来「一次元データがベースとなっていて、これはひとつの対象にたいして、ひとつの観測値」を示します。(個人的な解釈も含み)ここでいう1次元情報とは、実際に五感を通して何かについて個人で観測をして感じ取れた情報となっています。

 

この1次元情報を駆使された方の具体例は、米国人投資家のジム・ロジャーズ氏(現在はシンガポール在住)です。この方はジョージソロス氏と共にクォンタム・ファンドという投資ファンドを設立しましたが、8年で去ることになりました。

その後1990年代初頭からモートバイク(1回目)とベンツ(2回目)で世界一周しながら、2度に渡って計116か国を訪れてその国の成長性や市場を観に行ったことです。

当時はインターネットも発達していなかったので、もちろんGoogle Mapといった今では旅行に欠かせないツールもない中でこのような世界横断をしたことも驚きです。さらにその中で実際にご自身で世界の市場を観た分析から投資に活かしていることも常人のメンタルではないです、、

こちらは凡人にはなかなか真似できない例ですが、
ポイントとしては○○といったファクトを知っているまたはデータを持っているといった状態から、それをベースとした自分の考えと推論を持てるかが重要になってくると思います。

なので簡単な統計情報は誰でも手に入れられるけれど、そこからどうなるかは自分で考える力が必要が問われています。

⚠️ ただし一部の人にしか共有されていない情報やパブリックに出回っていないものなどは除いて、上記はあくまで誰もが調べれば辿り着けるデータなどは例外

また今回一次元情報をテーマにした背景として、先日私はベトナムハノイという都市にフラフラ訪れてみたことが関連しています。そこに行って見たからこそ感じられたベトナムにおける「人々と国の成長感と発展性」を感じられたからです。

まずベトナムが発展していることはGDPの年間成長率やデータを観れば誰もが分かる事実ですが、実際に何かしらの形でベトナムに関わってみたり訪れてみること(1次元情報を取り入れる)で自分の中でも価値が生まれた体験でもありました。

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私の場合は実際に行ってみてベトナムの成長性が肌で感じ取れたことで、渡航後にその裏付けとなるデータベトナムの若年層の割合の高さと年間平均GDP成長率など)を調べたことで客観的に事象を判断することもできます。

自分が納得できるファクト=1次元情報+裏付けとなるファクトやデータ

もしこの例で私がベトナムに関する予備知識や渡航歴がない前提であれば、近年ベトナムが発展していると聞いてもどこかのとあるファクトに過ぎないで終わりうるということです。

なので自分が納得できるファクトにするには、実際にそこに渡航する他にも何らかの形でそのモノごとについて触れてみて感じ取れると言った経験が必要になります。

またその国の人の気分や実態の景気は直接見ないと分からないこともあるので、あえてその場所に行ってみる意味もあるでしょう!

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 日々オリジナルストーリー探しをすること
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こちらはどちらかというと個人のプライベートで役立つ内容です。

現代はあらゆる情報に普遍的にアクセスができる状態になっています。例えば旅行の場合、観光ブックに書いてある情報に加えて実際に行ってみて分かったこと(オリジナルストーリー)を加えることでより付加価値が生まれます。

そのため「個人でも旅行先であったら面白かった出来事や人とは違った経験⋆経歴(オリジナル性があるもの)」を持っておくこと良いでしょう

とはいえ私はこれまで人前では当たり前(ごく普通)のことのみを対面もしくはSNSで共有していました。ただそれだと周りから個性が見えにくくつまらなくなってしまうことに気がつきました。

また自分の中にある人とは違った考えや体験なども隠さずに共有することでその人の個性や面白みを見せることができます。

実際に私の場合はもっと早く周りに共有しておけばよかったことがありまして、それは母型の先祖は「真田幸村氏」の末裔ということです。そもそも現在の私の苗字は上田なので、自分から言わないと気がつかれるはずもないですよね、、

昨年末、函館の赤レンガ周辺を散歩にしているときに、たまたま真田幸村氏の六文銭が入ったハサミを見かけました。

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瞬間的にこれを購入して上記のファクトを周りに認知させたら面白いと思いました。なので早速それに関する投稿をFacebookにしてきました。

 


これによって最近コミュニティの飲み会に行くときに、これを見た方でそのことについて触れてくる方がいたり話のネタになりえました。

またシンガポールで集まるイベントにおいては、周りの年齢層的にも私よりも実績や経験値が高い方がほとんどです。逆に立場も違うからこそ、相手側からツッコミやすいネタを先に周りに共有していくことも重要でした。

そうすることで話のとっかかりになるので、自然の流れでフラットな会話からスタートしやすい効果もあります。

まとめ

今回は一次元情報や自分だけのオリジナルストーリーを持っておく重要性について触れました。今は誰もが簡単に多くの情報が手に入るからこそ実体験ベースの一次元情報を持っておく意味が生まれるでしょう。

また特に海外の仕様などは、その国の雰囲気や市場などは行ってみないとわからないことも多いのも事実です。そのため実際に体験してみて感じた気づきによって、より自分自身が納得いく何か(ファクトなど)をそこで見つけ出すことにも繋がるでしょう!