先日から私はベトナム語学習に本腰をあげることになり、語学学習をした先の世界観について考察してみました。今回のベトナム語学習は、私にとって2つ目の外国語学習となります。
1つ目は、私が19歳の時にオーストラリアのシドニーに英語学習をした時でした。その頃のゴールは、オーストラリア国内の大学に入学するための英語力をつけることでした。
その先のことはあまり考えず、海外で長期的な生活や働ければ良いかなと思っていました。ボヤッとしたもので、特にこの仕事に活かしたなど具体性はなかったです。
おそらく大体の人はそのような動機で語学学習を始めるかと思います。
けれど、不思議なことに年齢が上がるにつれてより具体的な動機がないと、本腰をあげられない人が増えてきます。
前提として、10代の時は多くの時間を語学学習に時間を割けても、社会人になるとその時間が減っていきます。なので、その言語を勉強した時のメリットがはっきりしていないと動きにくい側面もあるからでしょう。
巷では、「語学学習はゴールではなく、プロセス」という言われ方がされています。私もそれには同感で、語学学習をゴールにしてしまうとそれを活用して何かに繋げにくくなります。
個人的に若い人ほど語学学習は単にその言語を習得のみならず、もう一歩先踏み込んでその先を考えてみるをオススメします。
なぜこれを見つめ直したかというと、
ベトナム語を勉強するときに、最低半年から1年ほどは勉強にコミットする必要があるのが分かっていたからです。
これは初めに勉強した英語学習の経験から推測できたものです。英語学習でも現地についてから一定時間かけて習得でき、その経験からある程度は推測できたからです。
そこでまず、英語ができることによって、変化したことを振り返ってみました。
一度その言語ができるようになると、あまりその恩恵について考えてこなかったです。ただ、そこを深掘りしてみると、意外と英語ができたからこそ次に繋がっていたことに気がつきました。
上記のシンガポールで新卒で働くというのも、英語ができたからこそ実現できたものです。
ベトナム語に置き換えても、それなりの時間を使うならベトナム語ができることで変わるものは何かと考え始めました。
個人的にベトナムと日本におけるマーケティング事業に関心があります。例えば、先日ホーチミンでレペゼンフォックス、深田えいみさん、ベトナム君が出演したミュージックイベントが開催されました。
そこで私のベトナム人の友人が、深田えいみさんの(ベトナム語から日本語の)通訳をされていました。
詳しくは下記の記事で説明したので、良ければぜひ!
一言で言うと、ベトナム市場の成長性や日本における関心の高さを考えると、このような日本のインフルエンサー関連におけるイベントは増えてくると考えています。また、若年層のベトナム人で日本への関心は高く、日本語学習者数も多いです。
ベトナムでの日本語学習者の総数は169,582人となっていて、世界でも6番目に多い人数となっている。
そこで個人でも集客、ローカル向けのPRなどマーケティング事業に携わりたいため、やはり日常会話レベルのベトナム語が必要だと考えました。
10代の時の語学学習は生活や就職に役立つことが動機でしたが、20代後半での語学学習は仕事寄りになっていきました。その言語に興味があるなら、個人的にはその動機は何であっても良いかと思います。ただ、理由はともあれ何となくその語学を勉強してしまうと、中途半端なところで辞めてしまいやすくなります。
そのうえ、自然と自身がやる気になれる動機を少しでも多く見つけておくことが、中長期的に効果的なのでオススメです。