上田一輝|Ikki Ueda

「東南アジア」「海外旅行」「マーケケティング」を中心に発信。ベトナム・ハノイのマーケター/留学・海外大学進学のコンサルティング/旅人

周囲を味方につけて早く結果を出すコツ

時間は経過しても全然結果がついてこないことはよくあるでしょう。例えば、とりあえず会社に出勤して、定時に自宅に帰るのもその一つです。

個人的に、周りからのプレッシャー、何らかの自身のモチベーションがなどがないと、グダグダになりがちです。私の場合、特に20年からのコロナ禍で家で過ごす時間が多くなりました。外からのプレッシャーと人との関わりが減ったこともあり、毎日グダグダの日々が続いたことがありました。

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語学や仕事などどんなことであれ、やると決めても結果が出るまでやり続けるという意識が必要だと思います。つまり、形(数値など)なるまで、継続することが重要です。


さて、直近の私の取り組みは、ベトナム語学習です。

以前私が勉強した外国語は、英語でした。当時、大半の英語勉強は一人でコツコツ単語を覚えて、(留学時に)外で英語を使うルーティンでした。それは王道のやり方であり、正しいやり方であることは間違いないです。

ポイントとして、最終的にそれなりの結果にはなったものの、「早く結果を出せるために出来たことがあった」と思ったことです。

色々な要素が挙げられるが、当時見落としていたものは「周囲を巻き込み目標を達成しようとすること」でした。
 
今回の事例に当てはめると、自分がベトナム語を勉強してることを周りに伝えて、協力者を集めることを指します。つまり、ベトナム語の勉強を手助けしてくれる人を見つけ、その人たちに自分のゴールを伝えて結果までのプロセスを効率化することです。

前提として、どこかの学校でベトナム語のレッスンを受けることも重要です。現に私もハノイベトナム語のレッスンを受けています。しかし、個人的にそれだけだと短期間で結果を出すという意味では、十分でないと感じています。
 
ベトナムならではのチャンスと見ていることは、ベトナム語における日本語学習者の数です。

ベトナムでの日本語学習者の総数は169,582人となっていて、世界でも6番目に多い人数となっている。

          2021年度 海外日本語教育機関調査|国際交流基金


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ベトナム語と日本語学習における相手と自分のニーズがマッチ度━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ベトナムにおける日本語学習者の総数が多いことから、語学市場において日本人でベトナム語を勉強している人の需要があります。日本人でベトナム語を勉強している人は少ないけれど、ベトナム人で日本語を勉強している人が多いためです。

それ以外の理由もあり、シンプルに日本に関心が高くて、日本語が話せる人と話してみたいからです。これまで私はシンガポールやオーストラリアに移住した際に、日本に関心が高い人の方が交流しやすかった背景が関係しています。

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実際に同世代(20代)のベトナム人の日本語学習者と話してみたら、日本への勤務歴や留学歴がある人が多かったです。中には日本語もペラペラな人がおり、コミュニケーションが取りやすかったです。ベトナム語の勉強も手伝ってくれる人もおり、予想通りの展開でした。

注意してほしいことは、お互い興味のある国や話がある前提だからこそ、関係が成り立つことです。お互いやり取りをしていて楽しいかも根幹にある重要なことだからです。そうでなければ、金銭や何かしらのインセンティブがないと関係が成り立たないので。

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周りを巻き込んだ方が早く結果を出せるのでは
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次に、周りの人にも自分の目標やゴールを伝えた方が、自分に鼓舞ができると考えました。

具体的には、SNSFacebook)で自分がベトナム語を勉強していることを伝えつつ、日常会話の取得を目指している旨を投稿することです。

もう一つは、ベトナム語の勉強を手伝ってくれるベトナム人の友人に、今課題と感じているベトナム語の勉強内容(発音)を共有して、アドバイスをもらうことです。

同様に注意点として、こちらが一方的に何かを教えてもらうだけであると関係が成立しにくいです。そのうえ、こちらが相手が手助けしてくれてもいいと思えるように、こちらが情報提供することも不可欠です。

また、どうしても一人で語学を勉強するよりも、客観的にその語学をできる人から見てもらった方が効率的なのが土台となっています。

今回は日本語や日本のマーケットに関心がある人が対象のため、こちらも関連の情報を教える必要があります。自身と相手側のゴールが似ていて、お互いサポートし合えるものが良いでしょう。双方のゴール達成を早められる上でも、周囲と協力して効率化できるものは取り入れるべきでしょう。

今回の事例はベトナム語学習ですが、この項目は何であるかは重要ではないです。正直なところ、私の中で語学学習の重要度はトップではないです(笑)。

今後別の分野で取り組む時も、周囲を巻き込んだ方が成果が出やすい場合は、それを取り入れていくなど、経験を応用していくことがより大切なのではと思います。