上田一輝|Ikki Ueda

「東南アジア」「海外旅行」「マーケケティング」を中心に発信。ベトナム・ハノイのマーケター/留学・海外大学進学のコンサルティング/旅人

「不便さ」がもたらした発見と益

9月初めにハノイYAMAHAで二輪バイクを購入してみました。すぐに乗ってみたいという気持ちはあったものの、ナンバープレートと免許がないので運転は少し見合わせとなっていました。

ベトナムで二輪バイクのナンバープレートを取得するには、現地のビザとレジデンスカードが必要

(原付を除いて)つまり、ベトナムの在住者でも労働許可が政府から降りていないと、公に二輪バイクを運転ができないです。

日本の二輪免許からベトナムのものに書き換えるとしても、同様に現地のビザとレジデンスカードが要ります。

私の場合、先日上記を取得できて今は各々申請して、結果待ちの状態でしたので、公式に運転ができない状態です。

今回のハノイでの二輪バイクの話に戻ること、バイク自体はYAMAHAのNVX155のモデルを購入しました。このモデルは海外仕様であり、日本には流通していないものです。

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一度札幌から富良野に行く際に、YAMAHAでレンタルバイクを行いました。そこのスタットが言うには、日本と海外ではバイクの各部品の使用基準が異なり、もちろん日本の方がその基準が厳しいそうです。そのうえで、日本と海外で出回っているバイクのモデルも違っているということです。

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なるほどと思って聞いており、実際にハノイでこのNVX155の使い勝手が良さそうで購入しようかと調べていたら、このモデルも海外のみに流通していることが判明した流れでした。

余談ですが、ベトナムで二輪バイクを買おうとされている場合、正式な代理店(YAMAHAやHondaなど)で購入することをオススメします。値段は張るものの、3年ほどの保険が付いたりと保証があるからです。

それ以外(Facebook Marketなど)のところであると破損などの問題が起こった時に、保険がなかったりと、特にベトナムであるとトラブルの元になりやすいからです。


話を戻すことその後、先述の現地のビザとレジデンスカードと取得ができ、再びYAMAHAにナンバープレートの発行に行きました。

ここからが本題ですが、その店舗には英語が話せるスタッフがゼロで、Google翻訳のみの会話とかなり厳しい展開でした。

初めにYAMAHAに行った際は、英語が話せるスタッフがいたため期待していたものの、今回はその方がいなかった状態でした。店で食品などを買うような、かんたんな内容の会話ではGoogle翻訳で事が足ります。

何かの契約となるとそれだけだと、勘違いや話の行き違いがよくあります。一方でそれによってプラスになったこともありました。

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不便な経験がもたらした発見と益とは?━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

不便益というワードは聞いた事がありますか?

便利の逆が不便でそこから生まれる益のことです。不便で良かった事や不便だからこそ見えてきたことを指します。

実際にこの経験をして良かったと思えたことは、それは一人で何か重要な契約などをするときに自分のベトナム語力では難しいことです。もし今後ベトナムに長く住むとしたら、ベトナム語力をアップさせないと同じようなシチュエーションに遭遇しうることです。

つまり、ベトナム語を勉強しさえすれば、色々な面で楽になることが多いとわかったとも言えます。

それ以前もベトナム語は勉強していましたが、あまり本気度が入っていなかったのではと察しました。今後はもっとシビアにやっていくために、現地でベトナム語レッスンを受けてみるかとも考えています。

あと、これはシンガポールやマレーシアなど英語圏であれば問題ないのですが、非英語圏にならではの課題でしょう、、

振り返ること個人の海外移住先としてベトナムが3カ国目になり、海外生活は計7年ほどが経過しました。

すでに海外生活には慣れたけれど、ベトナムならではの慣れにくさ」は感じており、やはりそれは言語の壁です。

これまで住んだオーストラリアとシンガポール公用語である英語は当初から壁と感じたことはあまりなかったです。小さい時から英語学習はしていたので、英単語の蓄積があったからでしょう。

ただ、ベトナム語は今年の6月くらいから勉強を始めたので、積み重ねどころか何のベースもない状態でした。言語は小さいうちにやっておくことは、メリットがあるという言い方一つで言い切れないほど意味があると痛感したところでした。