上田一輝|Ikki Ueda

「東南アジア」「海外旅行」「マーケケティング」を中心に発信。ベトナム・ハノイのマーケター/留学・海外大学進学のコンサルティング/旅人

多様化したマッチングアプリと高いポテンシャル

現代ではマッチングアプリが流行っていて、そこからの出会いが様々な形で発展しうるでしょう。

それは恋愛、ビジネス、交友関係など多様なパターンがあります。それに伴い、マッチングアプリの形も多様化してきています。

特に日本では高齢化が進んでいて、話し相手を求めている人も増えてきていると思います。そういった課題の打ち手としても、シニア向けのマッチングアプリは需要がありそうです。


まず、マッチングアプリと聞くと出会いをイメージされる人も多いはずです。実際マッチングアプリを一括りにすることは難しく、男女の出会い、仕事の出会い、勉強や趣味の出会いなど色々な形があるからです。

例えば、私がオーストラリアの大学に通っていて、日本に帰国中に使っていたMatcher。これはMatcher株式会社が運営しているOB訪問を目的とした就活アプリです。

就活の社会人と就活生をマッチさせ、企業説明会では聞きにくいリアルな情報を聞くことができたり、社会人とのネットワーキングを作れます。

matcher.jp

当時(2019年初頭)お会いした方の中では、今でも定期的に交流がある方もいます。その方はマーケティング関連の仕事を会社とフリーランスとして経験後に、マーケティングや教育関連で起業をしました。

私はそのようなレベルには到達できていないものの、海外にも興味を持たれていたので、海外マーケット情報をシェアしました。

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言いたいことは、当時の出会いが今でも仕事や今後の方向性を考える上でプラスに働いていることです。もちろん、そのようないい出会いの確率は低いですが、ある程度数を打つ作戦として様々な人に会うことも重要です。

そうすれば、次はどういう人に会えばいいか見えてくる側面があるからです。

また、この就活系マッチングサイトを利用するメリットは、学生にとって普段はなかなか出会いにくいフリーランスや起業家などに会いやすい点です。一般的に学生の時の方が何もないからと言って、そういった人たちと関わる機会を持つのが難しいと考えがちです。

しかし、意外と学生と色々話してみたいと思っているフリーランサーや事業家も多いのは事実です。なので、学生こそマッチングアプリを駆使するメリットは山ほどありそうです。

もしまた私が学生からやり直せるとしたら、学生等立場を活かすために早い段階からマッチングアプリを使ってネットワーキング作りを模索します(笑)。

一方で、(私の場合)特にこのMatcherを通して嫌な思いはなかったですが、知らない人と直接会うのは抵抗があるという学生もいるでしょう。無理に会うことは勧めていないですが、そういった時はオンライン対談にしたり、(他の利用者)レビューを読み込むと良いでしょう。

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マッチングアプリは海外マーケットでも高いポテンシャルあり
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先述の通り海外でマッチングアプリと言われるとTinderなど、出会い目的のものが連想されがちです。出会い系のマッチングアプリもいいのですが、すでに関連の記事で溢れている気がします。

なので、今回はあえて別の角度からマッチングを考えたい旨があります。

現在私はベトナムハノイに住んでいまして、ベトナムでもマッチングアプリは盛んです。

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その中で個人的に面白いなと思ったものは、「Hello Talkです。

Hello Talkとは、世界150カ国以上、4000万人の会員で構成される学習コミュニティです。具体的には自分の母国語や得意な言語を相手に教え、逆に学びたい言語を教えてもらうなどです。

www.hellotalk.com

例えば、ベトナム語を学びたい日本人と日本語を学びたい日本人通しで、メッセージをしてお互いの言語を教えあうことです。

どちらか一方の言語でメッセージを基本的に送ります。相手の学びたい言語を教えてあげることが好きな人に向いています。

そもそもマッチングとは、相手の求めているものとこちらの求めているものをマッチさせることです。このHello Talkでも、その視点を持つことが意外と重要です。

つまり、自分の勉強したい言語を話せる人が多くて、逆に自分の母国語や得意な言語を学びたい人が多いところが有利です。その方がメッセージができる相手が多いので、こちらから誰とやり取りをするかを選びやすいからです。

一例として、ベトナム人で日本語を勉強している人は数多くおり、ベトナム語を勉強したい日本人は少なめです。

ベトナムでの日本語学習者の総数は169,582人となっていて、世界でも6番目に多い人数となっている。

           2021年度 海外日本語教育機関調査|国際交流基金

もちろん、先ほどのMatcherでも実際に会ってみてもあまり話が弾まなかったり、お互い得るものがそこまでなかったこともあります。なので、効率的かどうかは一言で言い表すのが難しいところもあります、、

ただ、人が根本的に何かを勉強したいや出会いが欲しいなどニーズがあるので、マッチング需要は尽きないはずです。