上田一輝|Ikki Ueda

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今後、AIを活用して英語学習をした人とそうでない人の間に発生しうる差について

私は20代前半の時は英語学習に重点を置いた生活をしていました。具体的には、2015年半ばから1年間のシドニーへの語学留学、2017年初頭から3年間のジェイムズクック大学での海外大学生活となります。

語学留学では基礎英語を強化できて、海外大学ではビジネス英語など、実用性の高い英語力を身につけられました。

当時、英語のライティングやスピーキングに困った際は、主にGoogle翻訳を使用していました。今ほどその精度は高くなく、文章生成の機能はなかったため、翻訳機能を使いつつ自身で文章作成をすることが一般的でした。

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しかし、近年ではAIの発展により、英文の翻訳と生成が容易化されました。具体例として、英語力の有無に関わらず、レポートの主題や構成を出力するのみで精度の高い英文を生成できるようになりました。

注意点として、AIが発展した現在であっても、依然として英語学習は重要になります。

むしろ、これから重要となることは、AIを活用した英語学習を実践するかどうかです。特に英語学習における自習の効率が一気に高まったことは、それを利活用した人とそうでない人にどんどん差が開いていくことを意味しています。

前提として、従来型の学習法では、一律的な教材や情報を使用していることが多く、パーソナライズした学習に適していないです。そこでAIを活用した学習法を取り入れることで、自分に最も適した方法で効率的に学ぶことが可能になります。

そこで、例として自身が行なっていた英語ライティングの練習法を2つ共有します。

1つ目は、紙のノートに毎日日記を書くことを習慣としていました。その日にあった出来事、関心のあるテーマについての感想などです。後にそのノートに書いていた内容をNoteなどのブログ媒体に移した形となります。

この習慣を行なったことでライティングのスピード向上やさまざまなテーマに対しての論述が鍛えられました。しかし、自身で書いた英文が正しいのかや直すべき傾向などが分からないことが当時の懸念点でした。

そこで第三者に自身の英文を見てもらうことを習慣としました。シドニーのEFという語学学校に通っている際に、アントニーという年配の先生がおりました。行なったことは、その方に週一で英語のエッセイを書いたものを添削してもらい、傾向などを分析してもらったことがもう一つの習慣でした。

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今こちらを実践することは、英語力を伸ばすために効果的であることは間違いないです。英語学習以外にも誰かに自身の傾向や課題を指摘してもらうことは有効でしょう。

しかし、仮に今から自身で英語学習をゼロから行うとしたら、AIツールを取り入れた学習法を取り入れます。最近は数多くのAI学習ツールがあり、どれを選択するかが難しい状況ともいえます。

そこでふと思ったことは、私が英語力を伸ばせた時期として、幾つもの参考書や新しいものばかりを実践している時ではなかったことです。むしろ、自身のやり方を見つけて、それが効果が出そうであったと分かったなら、継続的に行なった際に効果が出ました。

AIツールの選択についても、同じようなことがいえます。初めは複数のツールを試しつつ、自身にあったものを見つけることが重要です。

個人的に分かりやすいツールは、Chat Gptを活用した勉強法です。ここでは細かいプロンプトの内容は割愛しますが、これを活用することで下記のことができます。

・英文に対する文法や言い回しのチェック
・指定した単語(duration:期間)に対する例文の作成
・特定のテーマに対しての例文やレポート形式での文章作成

先述の日記を書く習慣に対しては、書いた英文への文法ミスがないかをチェックをしたり、自身の英文で修正すべき傾向を把握できます。これまでは第三者に頼まないと、自身の英語の癖などを理解することは容易ではなかったです。

これらを自習レベルで理解できるようになった時代だからこそ、これを活用した人とそうでない人との間に生まれる差は大きくなっていくでしょう。

しかし、依然として対面での英語の使用は重要となることは、ぜひ覚えておいて下さい。結果論としては、英語を実践で使えることが重要なので、AIをどう活用してそこに早く近づけるかを見出すかが問われていきます。