上田一輝|Ikki Ueda

「東南アジア」「海外旅行」「マーケケティング」を中心に発信。ベトナム・ハノイのマーケター/留学・海外大学進学のコンサルティング/旅人

現状を有利にするためのマインドセット

最近はその時の状態で有利にできることを見つけるマインドセットの大切さをつくづく実感しています。

前ぶりですが私は海外に住み始めてから6年半過ぎほどが経っていて、初めはオーストラリアのシドニー(1年)を経て同国のタウンズビル(3年ほど)から現在のシンガポール(2年10か月ほど)になります。

そこで少しだけ上手くいったことやそうでないこと(←こちらの方が圧倒的に多め)もありましたが、1番感じたことは思っているよりも時間が早く過ぎることでした。

それなので今住んでいる場所でできることを最大限にやっていいけるために今できる事は何か?、と考える時間が少しず増えてきました。それが冒頭の今いる場所で最大限にできることをやっていくことを本気で考えるきっかけに繋がりました。


別に日本であっても海外在住など場所に縛られず、どなたでも参考にできる考え方なので一度見つめ直すきっかけになればと思い紹介します。


1  学生時代 タウンズビル市長との面会

私が通っていたオーストラリア国内の大学であるジェイムズクック大学のキャンパスはタウンズビルという都市にありました。こちらは自らアポイントを取ってタウンズビル市長 ジェニー・ヒール氏と面会を設けていただいたことです。

 

前提としてはタウンズビルは北クイーンズランド州に位置してケアンズから飛行機で南に60分くらいのキョリにあります。

早速ですが、
「オーストラリアの北クイーンズランド州と言えばまず何が思い浮かべられるでしょうか?」

おそらく多くの方にとって「ケアンズなどのトロピカルな環境(常夏)、ワイルドライフグレートバリアリーフブルーオーシャンや海洋生物の宝庫」などなどが思い浮かべられるでしょう。

私が違和感を抱いていたのは、多くの日本人観光客(とオーストラリア滞在の日本人)はケアンズは訪れてもタウンズビルまでは足を運ばない状況についてでした。

言い換えるとクイーンズランド州で訪れて面白いと認知されている場所はケアンズで、タウンズビルはそもそも認知されていないということです。

ちなみに多くのオーストラリアの観光ブックにもタウンズビルが特集される事は残念ながら今でも皆無ですね、、

ただ当時は素直にオーストラリアにもこういう都市もあるから観光の参考にしても良い、と多くの方に知ってもらう接触点を増やすことが目的です。なので街の財務や行政上の問題の改善などといった理由ではない点は予めご了承ください。

話を戻すとタウンズビルにはカンガルーなどの野生動物がいたりグレイトバリアリーフからも近くきれいなビーチ(The Strand)もあります。

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そのためオーストラリアらしい自然を体験したり、ローカル率(オーストラリア人)が高めの活気のある街を体験できる貴重な都市です。意外とオーストラリアでも「こういった自然体、トロピカルな気候帯、ローカル色の強い都市の組み合わせ」は珍しいのがポイントです。

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こういった状況のためタウンズビル市長のジェニー・ヒール氏にその課題とできることを提案する(主に日本に向けたSNS発信)ためのアポイントを取りました。

その頃私はInstagramアカウントでオーストラリアの様々な大学の生徒や教授にインタビューして発信することをしていました。ただしフォロワー数も少なく発信力自体もほぼ皆無に近い状態でした。

今だからわかることですが、その頃はタウンズビルで勉強している日本人が少ないこととわざわざ市長まで会いたいという海外の日本人学生がほぼいなかったことがポイントでした。

つまりそういった環境下でジェニー氏にはわざわざ日本の学生がコンタクトを取ってきて、どういったことを提案してくれるのか物珍しさから時間を割いてくれた(今振り返ると)と推測しています。

今から現地の学生でもない一般の方が同じことをしようとしても市長レベルの方だとそれ相応の実力や提案力がないと会ってくれないので、その時におかれた状況をうまく活用できた例です。ただし当時はタイミングを狙ってアポイントを取ったというよりは、たまたま良い時期に連絡を取ってみたなところはあります、、

 

2 学生時代 オーストラリアの各大学の生徒と教授のインタビュー

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上記で少し触れましたが学生時代には「オーストラリアの様々な大学の生徒や教授にインタビューして発信する」ということをしていました。こちらを始めたきっかけは私の周りの友人たちに「海外大学がどういったものかを聞いてみたという声が多かった」ことがきっかけです。

それなのでオーストラリア国内の大学を軸に生の声を様々な大学の学生や教授にインタビューをして(公開の許可を得た方のみ)記事として発信するということをしました。

まず当時私も海外の大学に勉強していて周りの生徒から見ても同年代なので、そこまで違和感を抱かせずに踏み込めたところはあります。またオーストラリア国内は広く移動にも時間がかかるのとエネルギーがいるので、若いうちに行ってよいて良かったことでもあります。

今でもコンセプト自体は面白いと思うのですが、結果的にはSNSでの発信の仕方が単調であったり一貫性がなかったです。それなのであまりマスのエンゲージメントが得られなかったと何かのサービスに繋げることができずに終わってしまいました、、

3 シンガポールでコロナ渦から発生した意外な恩恵

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前提として(当時24歳)私がシンガポール渡航したのは2020年3月末で、その頃からロックダウンが始まってデパートやホーカーセンターの飲食店もテイクアウトのみであったり人との濃厚接触の規制も高まっている状態でした。またその時にちょうど現地で就活を始めた流れとなっていました。


これだけ聞くとかなり緊張感が高まって良いことはなさそうに聞こえるでしょう、、ただし20年4月ごろから現地で就活を始めると意外なことが発生しました。

こちらは複数のエージェントさんとお話の中で共通して「今はシンガポール渡航してくる日本人の数が減っている」と言っておりました。その時は察していなかったですが、裏を返せば求人の応募数も限られているので競争率が低いということでした。

また当時ビジネス英語ができて20代前半から半ばくらいの若い方であれば、シンガポールであっても就職がしやすい時期でありました。上記は偶然ではありますがコロナで多くの人がシンガポール渡航をしたがらなかったため、それがプラスとなって就活を1ヶ月で終えることができました。

ただし現在において就労ビザの要件も厳しくなって、今では多くの方に取ってかなり就活が難しくなってしまいました。詳しくは下記の記事に記載があるので、ご覧ください↓

ikkiu.hatenablog.com

 

まとめ

今回はその時の状態で有利にできることを見つけるマインドセットというテーマについて紹介しました。実際に皆さんあることについてチャレンジしてもなかなか結果や思ったようにいかないことがあると思います。

実際に私はうまくいかないことや次にやりたいことが分からなくなった時期の方が長かったです。(文章が長くなりすぎるため割愛しましたが)困った時に各場面でアドバイスをくれる方がいたため、それが次へのアクションのためのアイデアにつながった部分も大きかったです。

それなのでそういった時は今の自分のやってきたことを最大限に活かすためにできる場所やコト(活動)を探すのを見つけることが大事です

また実際に読んでいただきこういった視点があった方が良いなどの改善点または私宛の案件(英語学習や留学関連など)あれば、どしどし個別にコメントいただけますと嬉しいです!

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