上田一輝|Ikki Ueda

「東南アジア」「海外旅行」「マーケケティング」を中心に発信。ベトナム・ハノイのマーケター/留学・海外大学進学のコンサルティング/旅人

「途上国と先進国の比較」をして見えてきたリアリティとは

周りの友人に「なぜわざわざベトナムへ行くの?」と言われ、考え始めたこと

私はこれまで3年ほどシンガポールに住み、1ヶ月半前にハノイに移住しました。始めにベトナムに移住しようと決めた時に、当時シンガポールにいた友人たちからは「なぜわざわざベトナムへ行くの?」という質問を何度も尋ねられました。

実は、私も今年(2023年)2月に初めてハノイを訪ねるまでは、同じことを考えていたうちの一人でした。ある程度、ベトナムや東南アジアの発展途上国を把握していれば、肯定的な反応も出てくるでしょう。

注意してもらいたいことは、上記は否定的な反応ではなく、ベトナムの生活に対するイメージが湧きにくく、好き好んでベトナムへ行く理由がわからないからだと推測しています。

私自身は海外に7年ほど住んでいましたが、海外移住国としてベトナムが初の発展途上国でした。それ以前は、日本人が発展途上国に住むのはキツイと考えていました。

多くの人は、表面上では発展途上と先進国の違いは理解しているはずです。最近、東南アジアの経済成長はすごいなどの下記のような記事を目にした人が多いと思いますが、生活レベルのイメージは見えにくいでしょう。

ベトナム経済の勢いがすごい…。世界の投資家が注目、「2022年第3四半期」最新動向


また、実際に暮らしぶりなどミクロ経済やマーケットなどマクロ経済な点における違いは把握しにくいでしょう。

東南アジア移住を検討されている方に必見のテーマ3選

今回は、選定した3つのテーマをもとに先進国と発展途上国の違いを解説していきます。発展途上国の事例は「ベトナム」で、先進国は「シンガポール」としています。

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