上田一輝|Ikki Ueda

「東南アジア」「海外旅行」「マーケケティング」を中心に発信。ベトナム・ハノイのマーケター/留学・海外大学進学のコンサルティング/旅人

就活で感じたモヤモヤを解消してみた

企業説明会で感じたモヤモヤ

私は大学時代はオーストラリア国内の大学に通っていまして、卒業する前に日本でも就職をするということも考えていたため何度か東京で(合同)企業説明会に足を運んでみました。

結果的に初めの就職はシンガポールになったのですが、なぜか企業説明会に行ってもモヤモヤしか残らずスキッリしなかったのを鮮明に覚えています。

もっと言うとそもそもなぜ自分が企業説明会に行く必要があったかを当時は説明することはできず、ただ周りの人たちも行っているからくらいのレベル感で参加していました。

今なら何をいてもモヤモヤを感じていたらなぜそのように感じているのかを立ち返る習慣があるのですが、当時はそういったことを考える余裕するすらなくただ無意識に参加すれば良いと判断していたかもしれないです笑

今回は学生さんなどで企業説明会に行ってもモヤモヤを抱えている方に向けて、企業説明会に行かなくても就職は可能ということにおける私なりの見方について触れていきます。

 

1 やりたいことが見つかる時期は人によって違う

当たり前ですがやりたいことが見つかる時期は人によって違います。もしくはやりたいことを人生のフェーズと共に変わっていくので、この時期までに見つけるという定義自体が難しいかもしれないです。

例えば大学時代から弁護士になりたいという目標を見つける方もいれば、大学卒業後に色々経験を積んで興味のある分野を見つけてそこに向かっていくなど様々です。

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なので大学の同時期にみんなで揃って説明会に行ったところで自分なりの軸みたいのがなかったら、逆に迷子になりかけることが懸念点です。ただし企業説明会をまったく否定してはいない点はあ予めご了承ください。

しかし基本的にどの会社も良いことを掲げて人材獲得を目指してプラスの面を中心に見せるため、傍から聞いているとどこもが良いのかが見分けがつきにくくなるということもあるかと思います。

一方で海外(オーストラリア国内の大学)を例にすると、企業説明会みたいなのはあるのですが出るか出ないかは自由といった形でした。

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また向こうは周りの友人が出ているから自分も出てみよう、といった雰囲気はほぼなくそこの興味のある企業やサービスがあれば出てみるといった側に近かったです。

正直私も大学時代の時はやりたいことがあまりなく、そういったこともあって企業説明会に何となく行っていたかもしれません。結論、すでにやりたいことがある方は別に企業説明会自体に行かないという選択肢を取っても良いかと思います。

というか周りの友人でも企業説明会に行ってやりたいことが見つかったという人はあまりおらず、海外に行って見たり様々な領域のプロフェッショナルに直接話を聞いてアイデアが湧いてきたという方が多めでした。

そのため企業説明会でのモヤモヤを感じていた主な要因は、
自分では別のことや選択肢を取ってみたいと感じているけれど型にはまった定型的な会社説明を聞くことに対して焦りやストレスがあったからと内省しています。

 

2 やりたいことがなければ面白そうに思える働き方をしている人に相談してみる

私は日本で就職情報を集めているときに、「Matcher」という就活生と社会人をマッチングを利用していました。これは就活生にとって様々な業界の社会人から直接その会社や働き方を聞くことができるがおすすめです。

ちなみに私は学生の時はフリーランス的な働き方に興味があったため、それに関する仕事や働き方をしている方を中心に話を聞いていました。正直、当時は企業説明会の話よりもそういった方とお話から得るものの方が腑に落ちるところがありました笑

またもしすでに興味のある会社があってそういったサービスで該当の会社で働かれている方がいれば一度話を伺ってみると良いでしょう。

こちらはその会社のホームページや説明会よりも、よりリアルな働き方を聞けたり入社する前に知っておいた方がいいこと(ネガティブな面も含め)も聞けるチャンスがあるからです。

3 就活のレールからはみ出しみる

こちらは企業説明会を含めて就活自体にモヤモヤや違和感を感じている方向けの内容となっています。

私も大学時代、上記のように就活にモヤモヤを感じていて、みんなでスーツ姿で企業ブースを回って集団面接のようなことも一切やりたくなかったです。

正直今現在大学に通っているとそういったことを思っていても言いにくいし、周りからの目が気になるかと思います。ただシンプルに働くこと(就活も含め)のゴールとしてはやりたい仕事をすることかその仕事を作る(起業する場合)になるでしょう。

なので就活はあくまでプロセスのため自分の中で○○をしたいから、○○社に行って見たいというものがあるのなら直で関連企業に応募した方が効率が良いはずです。

もし今特にそういったことが見つかっていないのなら、あえて就活のレールからはみ出しみるも1つの選択肢として持っておくべきです。

私の場合は当時やりたかったこととして、様々なオーストラリア国内の大学生や教授にインタビューして、それを記事にしてまとめてSNSに発信するということをしていました。

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しかし残念ながら全然上手くいかなかったものの、今マーケティングに興味があるのはそういった経験もあったからかもしれないです笑

また就活のレールからはみ出しみることで他の人とは異なったことを経験できるので、そういった経験を評価してくれる企業を探して応募してみれば案外有利な立ち位置につけるでしょう。

そもそもみんなで同時に就活をしてインタビューを受けるとすると、採用する側としては(新卒の場合)差別化要因としてどうしても学歴が重視されるのは納得がいきました。

なので一斉の就活でどうすれば他の就活生と差別化できるかと悩みすぎるよりも、あえて就活のレールからはみ出しみることでご自身でもまだ気が付いていない強みや面白みを発見できるかもしれないです。

個人的にはそうった自分の一面に少しでも気が付いた状態で働いた方が自然と自己分析ができているため、その後の仕事でもやりたいことや今の現状を客観的に分析しやすくなるはずです。

 

まとめ

今回は私自身がモヤモヤを感じていた企業説明会をテーマとして、なぜ当時モヤモヤを感じたかや他の選択肢も含めて触れました。実際にどれくらいの方が企業説明会に違和感を感じているかは分かりませんが、そういったことに違和感を感じてもなかなか言い出せない雰囲気があると思います。

今回の目的としては別に企業説明会に行かなくても企業の応募もできるのとやりたいことも見つけられるということです。特に初めからどこか就活自体に違和感を感じているのなら少し立ち止まってでもその感情を深堀してみることをおすすめします。

また私もシンガポールに来てから世の中には様々な領域のプロフェッショナルがいて職業があるということを理解しました。なので個人的には少しくらい就活のレールからはみ出そうが最終的に自分の行きたい地点に到達できれば、少しくらい遠回りをしても問題はないと考えています。

あと何度も重複になってしまいますが、こちらは企業説明会を否定しているわけではなくあくまでその既存のレール以外にも選択肢はあるということをお伝えしたいだけという点もご理解ください。