上田一輝|Ikki Ueda

「東南アジア」「海外旅行」「マーケケティング」を中心に発信。ベトナム・ハノイのマーケター/留学・海外大学進学のコンサルティング/旅人

「信用」に対する考えをアップデートしてみた

「信用」について見つめ直した背景

直近1年で個人的に東南アジアの数多くの国や様々な方とお話する機会があり、そこで本質的に人と人を突き動かす要因として「信用」が関係していると感じていました。

背景として直近1年で私が訪れた都市であるバンコクハノイにて、それぞれの場所のローカルの友人に現地の面白いところやその国の文化などを教えてもらえました。

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そもそも根本に両者の信用がないと上記は成り立たないし、こちらも相手に対して安心感がないと渡航先で案内を頼もうとは思えないでしょう。もう少し深掘りをすると、現地に行ってちゃんと案内をしてくれるか、途中でいきなりドタキャンをしないかなどのベースには信用性が必要でしょう。

また、友人間、コミュニティ間、やパブリック(公共)間など信用の定義が多様化していて、特にパブリックにおける信用は昭和、平成や令和など時代によって変わってきているのではとぼやっと感じていました。

例えば、コミュニティ内ではお互いの信用があってこそ成り立っている部分も強く、コミュニティ自体にも一定の信用がないと外部から人が流れてこないでしょう。

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このような経緯もあって、
たまたまある日、堀江貴文さんの生配信を見ていたときに宣伝なされていた「信用2.0」の新作が目に留まりました。瞬間的に堀江さんのお考えの信用とはどういったものかが気になり即購入しました。

ちなみに私は堀江さんの動向自体に興味関心が高いので、これまでも堀江さんに関連する本は大体読破した形となっています笑

今回は本のレビューというよりは、ざっくりとした本の概要と堀江さんのお考えの「信用」の概念に私が共感したところをメインにその理由を共有していきます。

*本から抜粋した内容は引用として表記

信用2.0 自分と世界を変える「最重要資産」 | 堀江 貴文 |本 | 通販 | Amazon

 

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現代にて信用の概念は大きく変わっていている
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重要なことは、今の信用の定義を以前の信用と履き違えて努力しても、周囲から信用が得られなくなることです。逆に言えば今社会が定義している「信用」の流れに沿って行動することで、プラスアルファで得られるチャンスは広がります。

そのような「信用」という無形資産を積み上げていくことが、現代において重要だとおっしゃっています。

前提として、堀江さんが「信用」の定義づけにおいては下記の2種類です。

信用1.0(これまでの信用)
ー 大企業に勤めていて勤務年数も長くて勤務態度もまじめ
ー 貯金をしてマイホームも持っている
ー 偏差値の高い大学を卒業している

信用2.0(これからの時代の信用)
ー SNSのフォローワー数(影響力)
ー スピード感と行動力がある
(実力以上の仕事を引き受けても、それを結果で返すなど)
ー 日々情報をアップデートして学びに繋げられる


次に上記の「信用2.0」の具体例から私が共感できた部分とその理由について深掘りしていきます。

要素1 SNSフォロワー数と信ぴょう性

現在一部の企業で就活生に対して一定数のSNSフォロワー数がいれば、いきなり最終面接までスキップできる制度を採用する企業が出現しています。

これは面白い取り組みで、確実に時代の流れが変わってきているサインと見て良いでしょう。

本質的な採用の課題として、履歴書や面談の短い時間だけでは人となりが可視化できないは否めないでしょう。一方でSNSツイッター、ブログなど)ではこれまで積み上げてきたログ(履歴)の方が信ぴょう性があるでしょう。

もっとツッコミますと、採用面接ではポジティブな面も見せることができても、継続的に信ぴょう性のある情報を発信しないとフォロワー数は伸びないのでフォロワー数に信用性を置きやすいからです。

単純にSNSのフォロワー数を伸ばすというよりは、そこには人と違ったマインドセットや行動力が伴って、結果的にフォロワー数が伸びていくを示します。なので、そういったマインドセットや行動力も信用に繋がるという理解になります。

ちなみに私は18歳の頃から大企業に入社することや高年収の仕事に就くことが良い、みたいな一部の風潮に違和感を覚えていました。それよりも自分の道を突き進んでやりたいことをされている大人に魅力を感じていました。

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この頃は上手く言語化できていなかったですが、
上記は自分のやりたいことや強みをSNSに反映させて結果を出している又はどこか共感できる方の方が、単に高学歴や高年収といった要素よりも個人的に信用を感じていたということになります。

要素2 資格よりもそのプロセスの原体験の価値への重要性

東大に合格した事実よりも、自分の力で受験のプロジェクトに合格できた体験弾に価値がある

東大卒という肩書き(資格など)にはあまり意味を持たない

一般的に東京大学に入学すると世間からはこの人は頭がいいや優秀だと評価されるでしょう。ただ堀江さんは東京大学を入学することよりも、受験に合格できたプロセスの方が無形資産として価値があり、それが自信に繋がるとおっしゃっています。


この部分は、私が海外大学に入学したことやこれまで受けた英語試験について想起されました。

例えば海外での英語力について、
「あなたのTOEICは〇〇点や英検〇〇級など英語のテストの点数はどのくらい?」
上記のような質問は海外に7年ほど住んでいましたけど、聞かれたことは皆無です。

逆に日本人が海外の大学に行くことは珍しい(私はオーストラリアの大学を卒業した)ので、どうやって海外の大学に行けるレベルまで英語力をつけたかなどは質問されることは多々あります。

正直なところ私自身も海外大学を卒業したという事実には一ミリの価値を感じていないです。

それよりも、そこに行ったからこそ出会えた人々や英語のみで現地の生徒や教授とやり取りを出来た経験があるのは比べるまでもないです。

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また海外大学を通じて様々なコミュニケーションの難しさや異文化(白人文化)の適応の難しさも体験できてある程度は乗り切ることができました。そういった経験ベースのケーススタディにも今でも自分の中の無形資産となっています。

なので、上記の堀江さんの資格をいくら集めても無形資産にならないという考えには同感しています!

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まとめ

今回は信用について個人的な考えと堀江さんの執筆された「信用2.0」を交えて深掘りしました。信用という概念はみなさんお持ちですが、それをあえて言語化することで今の時代を有利に生きるヒントがあるように見えます!